里親とは
里親とは
「様々な事情から,生みの親の元を離れて暮らす,お子さんたちを,家庭でお預かりし,温かい愛情と深い理解をもって和やかな雰囲気の中で,育てさせていただく者」
行政による,一定の研修を受け,都道府県知事が適当と認める者が,里親として認定されます
里親は,大きく分けて2種類あります
迎え入れたお子さんと,養子縁組をし,戸籍上も親子となる,「養子縁組里親」
もう一つは,戸籍上の親子関係は結ばないままで,一定期間,保護者として,育てさせていただく,「養育里親」です
(お預かりする期間は,数日という場合もあれば,何年間という長期にわたるもの,更には成人するまでということもあります)
法的な里親・里子関係が,終了した後も,家族の一員として,共に暮らしている方もあります
この他に,専門里親・親族里親という制度もあります
里子に来るお子さん(=要保護児童)の事情は,本当に様々です
児童相談所が,仲介する形で
○児童養護施設等から,来る場合
○家庭から,来る場合
○最近は,生まれる前から,関係者と話し合いを重ねて,出生と同時に,里親のところに来る場合も,少しづつ増えてきました
天理教里親の目指すもの
天理教里親の目指すものは,何だろうか?
私たちは,このように考えます
「出会った子供たちは,神様からの,お預かりもの」
子どもたちとの出会いは,偶然の出来事のように思われます。しかし,実は,そうではない。
私たち一人ひとり,あるいは家族の,魂や,今置かれている状況を,神様が見定めた上で
「 今,この子を,お前たちに預けるよ」と,お預かりしたものと考えます
子どもたちと私たちの出会いは,神様によって結ばれたご縁なのです
子どもたちとの毎日は,楽しいことばかりではありません。
何で・・・と思う苦労や,また・・・と言いたくなるトラブルは,次々と起こります
いつも,ニコニコ,喜び溢れてなんて,とても無理です
しかし,神様によって縁を結ばれたものならば,こちらの思うようにならなくても,大切にお預かりするしかない
後の采配は,神様が導いて下さる。
精一杯の努力をして,神様に結果をお任せするから,安心なのです
「目の前の結果だけが,すべてではない
子育ての中で,重要とされるのが,良い循環ということです
日頃の出来事を前向きにとらえれば,子どもにも「自分は期待されてる,信用されてる」という前向きの空気が生まれ,頑張って期待に応えようという思いも芽生えます
反対に,後ろ向きにとらえれば,子どもも「どうせ自分は無理」と,投げやりな空気になります
現実は大変厳しく,どんなに思いをかけても,良い循環に持っていけないことは,いくらでもありますが「この先,どうなるんだろう・・・」と思うような出来事が,後になって,「成程,こういう結果になるために,あの出来事があったんだ」「あの出来事を通じて,みんなが成長し,結果はこうだった」というような体験を重ねて行くにつれ,神様の導きを実感し,「今の状況だけにとらわれない」「先を楽しむ」ことの大切さを知りました
すべての出来事は,過去から繋がり,未来へ続いていきます。今世で終わらなければ,来世へ引き継いでいきます。
良くも悪くも,今起きてるすべての状況は,これまでの積み重ねの結果であることは間違いありません。と同時に,先の種まきでもあると,教えられています。くよくよせずに,良い循環を心がけさせていただく。そこに,神様の後押しもいただける。それを支えに進んでいきたいと思います
里親制度の啓蒙と普及
1⃣ 天理教里親連盟は,1500家庭の里親登録を目指しています
「天理教里親連盟ホームページより転載」
天理教里親連盟は立教145年の里親会発会総会に始まり、3年後の立教185年に創立40周年を迎えます。幾多の先人たちが誠真実の心で、実の親に育ててもらうことが叶わない子どもたちに「安全・安心・温かい家庭」を提供し、教祖のひながたを頼りにおたすけ活動をすすめてまいりました。
近年、児童虐待の事例が後を絶たず、平成29年度の速報値として児童相談対応件数は13万件を超えました。国は子どもの権利を守るため平成28年児童福祉法を一部改正し、子どもの家庭養育優先が明記されました。この改正を受けて平成29年8月「新しい社会的養育ビジョン」が取りまとめられ、「家庭養育優先原則」を徹底し子どもの最善の利益を実現していくことを求めています。具体的には、「概ね7年以内(3歳未満は概ね5年以内)に乳幼児の里親等委託率75%以上」、「概ね10年以内に学童期以降の里親等委託率50%以上」の実現に向けて取り組むことがまとめられました。この厚生労働省の数値目標は現状からかなり高ものであり、各自治体担当部署も今後の計画作成に大変苦慮されています。その一つに里親を増やすことが挙げられています。
現在、里親連盟は平成29年7月現在で里親登録は594世帯を数えます。特徴として、信仰実践として里親活動に取り組むためか、行政の信頼も厚く約65%に子どもが委託されています(全国の里親委託率は約36%)。これはかなり高い数値であります。それは難渋たすけを実践されてきた先人たちの思いを受け継ぎ、現在に至る道の里親の養育力が認められている結果であります。
そこで我々は養育者として求めてられている自覚を持って、私たち教祖の御教えを信じるお道の里親を増やす時であると、今年1月の里親連盟委員会で「里親登録1500家庭」を目指そうと決議しました。その後、2月25日の「教区里親会会長及び教区代表者会議」の席上、この旨を発表し、討議していただいたところ、教内には、里親連盟に未加入の里親が多くおられることから、その方々に連盟に加入していただくことを各教区里親会で働きかけることを第一点とし、その上で全国の教会数の約1割にあたる1500という数の里親登録を創立40周年の節目までに目指して歩ませていただきたいと誓い合わせていただきました。そして、大切な事は里親の数を増やすだけでなく、天理教里親子育てアプローチ(TFA)の普及活用により更なる養育力を身につけ、この取り組みが地域の子育てサポーターの役割を担うことを目指し、教祖のひながたを基にした「家族とは何か?」を社会に向けて問いかけていきたいと考えます。
更に詳しく知りたい方は,天理教里親連盟ホームページをご覧ください
http://tenri-satooya.jp/
2⃣ 愛知県の取り組み
里親啓蒙には,厚労省も愛知県も,力を入れています「里親に関心はあるが,どのように調べたら良いか,分からない」という方のために,各地で体験発表会を開催しています
先ずは,経験者の体験を聞いてみるのは,何といっても近道です
もちろん,体験発表会に行ったら,必ず,里親登録という訳ではありません。知識として,参考として,お聞きいただくのも,大変意義のあることです
詳細については,以下を参考にしてください
愛知県公式WEBサイトから
ホーム > 組織でさがす > 尾張福祉相談センター > 里親について
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/owari-fukushi/satooya.html#bosyuu